オオカミやクマの食べ残しではない、七面鳥と鹿の肉は大量だった。
全てを調理して4食分、まぁ2日分の食糧にはなるだろう。
今日は木こりに精を出しつつ、襲撃者に備えて防衛の準備をしておく。
といっても、大した準備はなにもできないわけだが、
食糧保管庫を作るついでに、奥のドアを開けっ放しにして、ドアの先にスパイクトラップを仕掛けておこうと思う。


が、最初の襲撃者は、ヒト型ではなく、野ウサギでした。
理由はわからないけど、発狂した野ウサギがTanpopoさんに向かって突進してくる。
食糧にしてしまおうかと思ったが、ケガしたくないし、走る野ウサギに矢を当てるのはたぶんムリだ。
あげく、Tanpopoさんは遺伝的に格闘戦が苦手なのだ。
さらに残念なことに、トラップの設置もまだまったく進んでいなかった。
なので、ドアを閉め切って、野ウサギの気分が落ち着くまでやり過ごすことにした…
たぶん、素手でも絞め殺せるとは思うけど、何が起きるかわからない。
薬も持っておらず、感染症にでもなったら、この日記を最終回に向けることになってしまう…
ちょいちょいドアを開けて野ウサギに矢を放つが、やはりまったく当たらない。
急いでドアをしめて部屋にこもる。
野ウサギがドアを壊そうとするので、中からドアを修理する。
少しでもタイミングを間違うと、野ウサギとの格闘戦になってしまう

ので、もうやめた。
完全にドアを閉め切って、野ウサギが落ち着くのを待つ。
とりあえず、室内に残っていた木材でベッドを作る。
初めての家具だ。
そのあとしばらく焚火を眺めてヒマをつぶすが何もすることが無いので、奥の崖を削って部屋を拡張したりして眠くなったので、眠りについた
